無添加調味料料理に慣れてくると、お塩や醤油など、同じ味付けの料理になってしまいがちですよね。たまには、同じ素材でも「おっ」と言わせる料理を作ってみませんか? 今回は、料理の腕をワンランクあげる(?)無添加調味料!味付けレシピです。 ○和風ごまだれ <材料> 練りごま……大さじ4 みりん……大さじ3 醤油……大さじ3 <作り方> 1、 みりんは小鍋に入れ、火にかけて沸騰させて、アルコール分を飛ばしておく。 2、ボウルに練りごまを入れ、と醤油を少しずつ加える。 練りごまを溶きのばすようにしながら、なめらかになるまで混ぜ合わせる。 (すぐに使わないときは冷蔵庫で保存する) *ごまだれは、なすなどあっさりした味の煮物・焼き物・あえ物によく合ます。 練りごまの分量を多くしてかために仕上げれば、こんにゃくや豆腐にのせて田楽に。 冷しゃぶのときも、市販のたれより美味しくできあがります。 ■このたれを使った調理例 ○焼きなすのごまだれ風味 <作り方> 1、なすは水洗いをし、へたのすぐ下の部分の皮に、ナイフでぐるっと切れ目を入れる (あとで皮がむきやすくなる)。 2、なすの果肉に横から何本か竹串を刺し、焼き網にのせて、表面が真っ黒になるまで焼く。 3、焼き上がったら熱いうちに皮をむき、皿に盛りつける。 ごまだれとしそ、しょうがを添える。 ○ピストゥー(バジルのペースト)I <材料> バジル 50~60g にんにく 2かけ オリーブオイル 80cc <作り方> 1、バジル、にんにく、オリーブオイルを、すべてフードプロセッサーに入れてピューレ状にする。 *バジルは、葉の部分だけを使うと舌触りが良くなりますが、あまり気にならなければ 茎ごと混ぜてしまってかまいません。 *あっさりしたピストゥーは、南仏のポピュラーなバジルペースト。 香りが強いので淡白な魚介類によく合います。エビや鶏肉につけて焼いても○。 スープの香り付けに入れたり、ドレッシングにちょっとだけ混ぜるとバジルの風味で 美味しくなります。 パスタソースにしたいときは、松の実とパルメザンチーズを混ぜるとコクが出ますよ。 ■このたれを使った調理例 ○ホタテの貝柱のソテー <作り方> 1、ホタテは塩、こしょうをして、強力粉をふりかける。 2、余分な粉を払ってから、フライパンに油を熱してを炒める。 3、火が通ったら皿に盛りつけ、ピストゥーを添える。 ○中華風たれ <材料> しょうが 1かけ にんにく 1かけ 醤油 大さじ2.5 砂糖 小さじ1/4 酢 大さじ1 紹興酒(なければ日本酒でも) 大さじ1 ごま油 大さじ2 <作り方> 1、にんにく、しょうがをすり下ろしてボウルに入れ、砂糖を加える。 2、醤油、砂糖、酢、紹興酒を入れ、全体をよく混ぜ合わせたら、最後にごま油を加える。 *中華風たれは、中華ドレッシングとしてサラダにかけたり、茹で鶏や蒸し鶏によく合います。 牛肉や豚肉の薄切りにもみこんで味付けすると、お酢の効果で肉が柔らかくなり 美味しい焼肉ができあがりますよ! また、だしに使った昆布を千切りにして中華風たれとあわせると、簡単なおつまみにも変身します。 ■このたれを使った調理例 ○茹で鶏の中華風味 <作り方> 1、鶏もも肉は、たっぷりの水と長ネギの青い部分、しょうが1かけとともに鍋に入れて、火にかける。 2、沸騰したらアクを丁寧に取り除き、弱火にして煮立てないようにしながら40分煮る。 3、火を止めたらそのまま置いておき、煮汁の中で鶏肉をゆっくり冷ます。 (煮汁はだしが出ているので、あとでスープなどを作るとき使うといいですよ) 4、鶏肉を食べやすいようにスライスして皿に盛りつけ、長ネギとキュウリをそれぞれ 千切りしたものをのせる。 上からたっぷりの中華風たれをかける。 ■保存は冷蔵庫で1週間くらい 今回作った調味料は、家にちょこっとずつある素材でできるのが特徴です。 市販の調味料は保存料や化学調味料が入っていて、濃すぎたり うまみばかりが強調されているものが多くあります。 無添加の調味料なら安心ですし、思ったほど手間もかかりません。 保存は、タッパーに入れて、冷蔵庫に入れておけば、1週間くらいは持ちますよ。 ピストゥーは酸化して色が変わりやすいので、なるべく空気に触れないように ラップをかぶせてからフタをして下さいね。 ジャンル別一覧
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